今年の春の緑化活動は雨でボランティアの方の参加が中止になってしまったので、秋こそは!と思い、天気予報を見ながら、相当時間をかけて検討したのですが、残念ながら今回も延期となり、役員のみの活動となりました。
この日も雨予報で、ハラハラしましたが、午前中に時間を変更し、動くと暑いくらいの気温のなかでの作業となりました。


まず、弱った土に肥料を入れて、土の栄養補給です。
正門、体育館の通路のブロックプランター、ロータリーのプラスティックプランター、昇降口、それぞれに分かれて土を柔らかく起こしていきます。
数日前に機械を使って土起こしをしていただいた中央花壇は、終わった花を摘み取って、花苗を割り振りし、デザインの打ち合わせをします。


用意していただいた、ビオラ、パンジー、アリッサム、ゼラニウム、ジュリアンです。
約300個ある花苗をキューブ状に植えていきます。
これからの寒い季節に、カラフルで元気な色の美しさを十分に味わえる配置です。
シンプルですが、それぞれのお花の個性も楽しめる素敵なデザインです。
柔らかく起こした土を踏んで固くしてしまわないように、板の上に乗りながら、縦、横をそろえ、春までに成長する分の間隔をあけて置いていき、1つ1つ植えていきます。
花を置く人、植える人、ビニールの苗ポットを外す人、苗をケースに片付ける人等、みなさん手際良くとてもスムーズに事が運びます。
植え終わった後にお花が元気に育つように、固形の肥料をパラパラと振り掛けます。


午後から雨が降り出したので、午前中になんとか作業を終えることが出来てホッとしました。
生徒の皆さんにお花を通して、保護者の温かな気持ちも届くと良いなと思います。