関東地区というだけあって、主催担当県の千葉を始め、栃木、山梨、茨城、埼玉、群馬、神奈川と会場の千葉ポートアリーナがいっぱいになるくらいの各県の高校からPTAや教職員が集まりました。
メインテーマは「〜絆(きずな)〜深めよう地域で、学校で」昨年度の東日本大震災より絆という言葉やテーマは、今、求められているのでしょう。
6日
初日の全体総会では、成田国際高校箏曲部のお琴の演奏アトラクションから始まり、大会宣言、来賓祝辞、主催である関東地区高P連会長挨拶などの厳かな全体会のあとに記念講演会として、講師に宇宙飛行士の山崎直子さんが、「絆(きずな)を求めて」〜宇宙飛行士からのメッセージ〜と題した宇宙飛行士としての訓練や体験談を映像を交えながら、言葉豊かに発表してくれました。
宇宙飛行士としての体験だけでなく実社会や、PTA 活動にも通じるものがあり、宇宙も世界も、常に変化しているなか、どのように対応していくべきかを、明るく、楽しく、興味深く、講話していただきました。
総会(記念講演の様子)

7日
翌日の分科会は、会場も変わり、私達(松陽高校)は第1分科会に出席しました。協議題、発表テーマは、
【高校教育とPTA 】
@学校改革を支援するPTA 活動家
A国際理解教育とPTA
の二つで、何やら堅そうな分科会を選んでしまったなと思ってましたが、
@学校改革を支援する…では、年間退学者を100名も出してしまう教育困難校になってしまった、千葉の高校を卒業生、保護者、地域が何とかしようと働きかけ、自己啓発指導重点校の指定を国から受け、学校改革が進められ、学校が変わっていった経緯や地域や保護者、教職員での一体感をもって、伝承していく大切さを聴くことができました。
A国際理解教育…では、国際理解教育実験校の指定を受けた栃木の高校での国際理解教育に力を注ぎ、国際人の育成、外国への理解の深化、国際交流活動の推進を学校一丸となって取り組んでいる内容や、水準の高い教育に取り組んでいるとの報告と、PTA としての活動協力として、ホストファミリーになり、留学生の受け入れが、盛んであり、国際理解協力の推進に保護者むけの自己啓発をPTA の立場から主導でおこなえるような活動をしていくという発表でした。
第1分科会でのスローガンは、「諸課題を解決する能力を備え、生き抜く力を身につける教育を支援する」
どこの学校も抱えている、不安材料は、一緒であり、どのようにPTA として子ども達の学校生活を支援していくべきかを学ばせていただきました。
今回参加して勉強になったことは、
保護者の意識改革は必要であり、PTAが、生徒の教育活動を裏側から支えていくだけではなく、PTAそのものが学びの場にたてるように〜な、感じです。
私の持論は楽しくやらなきゃPTA 活動は、やってらんない〜ので、楽しく、和をもってできればいいんですが、難しいこともありますね。
今後の活動に活かしていけたらと思います。
第1分科会

千葉のキャラクター、チーバくんと、筆者の2ショット
